僕のヒーロー
牛乳瓶に溜まる泡 「そりゃそうさ、5秒で飲み干したんだぜ」
誇らしげなマイフレンド
何回か洗濯しちゃったんだね 名札の文字が滲んでる
でも君は僕のヒーロー
お昼のチャイムが鳴り 誰より早くグラウンドへ駆けて行く 僕のヒーロー
窓の外覗けば 踊るように君は 靴のつま先でドッジボールの線を描いている
放課後にプレイボールする 僕の苦手な三角ベース
ヒットなんて打てないさ
攻走守3拍子揃った 君はまるでイチローのように
僕のミスを消してくれる
青色の空に舞う桃色のボール 大切なことは何も言わない僕のヒーロー
母さんが言ってたよ 君引っ越しちゃうんだね
ホームベースを踏んで 君はハイタッチしてくる
泣きそうになる